市場はテクニカルだけで動いているわけではなく、さまざまな種類・規模の取引が行われている。
そのため、チャートだけではなくて、その背景にある様々な情報源を把握しておくことで、トレードの方向性が立てやすくなる。
以下は、私が利用しているウェブサイトである。
Investing.com
概要:経済指標カレンダー、経済ニュースなどを発信しているウェブサイト。
用途:経済指標発表などに備えたり、他のトレーダーの相場観を把握することで、トレード戦略構築に役立てることができる。
Tradingster.com
概要:COTレポートを、さまざまな形式で確認できるウェブサイト。
用途:大口のポジション状況、過去の状況との比較を行い、ポジションの偏りを把握することで、大口の取引に沿ったトレード戦略(順張り、逆張りどちらも可)を建てることができる。
CMEのFEDウォッチツール
概要:FED(米連邦準備制度)の開催するFOMC(米公開市場委員会)における政策金利に関する市場予想が閲覧できるウェブサイト。
用途:FEDの政策に対する市場の注目度は非常に高いため、FOMC発表や記者会見でのトレードの準備のほか、市場のドル買い/売りに関する考え方を把握して、ドル売買の戦略を立てることができる。
TradingView
概要:MetaTrader5に並んで、非常に利用されているチャート・市況サービス
用途:テクニカル指標が大変豊富であるだけではなく、COTのポジション状況をチャートに表示したり、他のトレーダーの市場分析が閲覧できるため、(彼らに順張り/逆張りする、のいずれにしても)トレード戦略を構築するのに活用できる。